食べ物の好き嫌い
子供はなぜ食べ物の好き嫌いができるのでしょうか?
経験して思うのは、その原因は、噛むことに関連しているんだろうということ。
ハンバーグとかミートボールなど、ひき肉を使った料理ならあまり噛まなくても食べられますよね。
また、ラーメンやスパゲティなどの麺類もそうです。
逆に、魚や野菜はパサパサしていて、子供にとって食べづらいのです。
今の子供って、しっかり噛んで飲み込むことが、あまり得意じゃないんでしょう。
また、味つけにも原因があるんだろうと思います。
一般的に、子供は甘辛いものが好きでよく食べる場合が多く、薄い味つけのものや香辛料の強いものは好みません。
スナック菓子や外食で「味の濃いもの」に慣れてる・・・というより、慣れさせられた部分もあるんだと思います。
私も入院生活の後、久し振りに外食でファミリーレストランに行ったとき、味の濃さにビックリした経験があります。
「こんな濃い味の食事してたんだぁ。身体に良くないな。」と感じました。
だから、子供が味の濃いスナック菓子を食べないように気をつけています。
そこで、お肉や魚を子供向けに味つけする場合は、香辛料はできるだけ使わず、しゅうゆ、砂糖、みりんなどで甘辛く味つけするほうが良いでしょう。
また、好き嫌いで困ると言っても、ピーマンは嫌いだけど、他の野菜は食べられるといった場合は、あまり気にすることはないです。
そして、鶏肉は好きだけれど、牛肉や魚は苦手というのも、あまり気にしなくていいです。
問題なのは野菜を全く食べず、お肉だけは食べられるというように、一つの食品群を全然食べられないという子です。
その苦手を克服する方法のひとつとして、自然なものを食べさせてあげることです。
たとえば、もぎたてのトマトやキュウリを、丸かじりするような体験をさせてあげる方法があります。
自然にできたものの味が、どんなにおいしいのかを肌で感じると、新たな発見があり、好きになってくれる場合が多いです。
自分の手で取った物を、自分で洗ってかぶりついて食べるというのは、本当においしいものです。
ベランダなどのプチ菜園でも効果がありますよ。
うちの子もミニトマトやシソなど、種から植えたものをよろこんで収穫して食べてくれました。
物語があれば子供は興味を持って食べてくれるものですよ。
また、トウモロコシを採ってきて、自分たちで皮をむき茹でると、子供たちはとても喜んでたくさん食べますよ。
そういう意味では、4歳くらいになったら、台所でお母さんと一緒に料理の手伝いをさせてみるのも、好き嫌い解消に効果的だと思います。
「自分とのかかわり」が食事にあればあるほど、子供は食べることに積極的になるんです。
「食べなさい!」と一方的に怒るのではなく、お母さんのちょっとの工夫で、知らないうちに好き嫌いはなくなるものなんですね。
